2016年12月12日

報道の自由ってなんだ

芸能人の薬物や不倫など今年よく見られたニュースでしたが、俳優の成宮寛貴の薬物疑惑の報道には首を傾げたくなる。
フライデー側は裏付けや信憑性にかなりの自信があった上で報道に踏み切ったとは思うが、情報提供者とされる成宮の友人を果たしてそこまで信じて良いのだろうか。

成宮自身、引退表明の中で「裏切られた」「罠にハメられたと」言ってますが、仮に一連の元となっている情報がその友人が演出したイタズラで、薬物使用の事実は本当に無かったとしたら、フライデー側には相応の社会的制裁が下されなければなりません。

今回の件では、報道の中心であった薬物使用疑惑以外の部分で、事件とは全く無関係なプライバシーに関わる報道も同時にされていて、それも芸能界引退に繋がったとされています。

そもそもフライデーを含む写真週刊誌やマスコミには、一個人のプライベートを大衆に公表する権利はあるのでしょうか。
あるとするなら、報道されない自由や権利は無いのでしょうか。

Wikipediaを見ると報道の自由とは、「事実を告げ知らせる行為の自由」とされています。
これは表現の自由や言論の自由とも結び付いてきますが、国民の知る権利に繋がります。
民主主義国家ですから、何かしらの上からの圧力によって情報を隠蔽されたり情報操作されず、事実を知る権利というものが日本国民にはありますが、本来は政治や警察などの社会の上の階層に位置するものへ対する権利です。

これを拡大解釈してるのがマスコミや写真週刊誌と言えます。

テレビや週刊誌などの全国民向けの媒体で公表すると言うことは、端から全国民を対象として報道してる訳ですが、どこどこの誰々さんの性癖を知りたいとどれほどの国民が願ってますか?

本人では無いそれを知っている赤の他人が、それはこうですよと全国民に知らせるのは当然の権利ですか?

一方的に知らされるのは何の権利ですか?
知りたくない権利は無いのですか?


度々、報道・言論・表現の自由と、プライバシーなどの個人の権利が天秤にかけられますが、先にも述べた政治や警察などの組織相手では無く、相手が一個人だった場合にはプライバシーの方が優先されるべきではないでしょうか。

事件や事故であれば事実や真相を知る権利は、隠蔽され真実が葬られる前に行使されて然るべきですが、それらと違う、国民の利益とも全く関係のない個人のプライバシーを勝手に公表することが優先されるのは間違いであり、これは報道の自由とは関係のない問題だと思います。


しかも、報道が事実無根だった場合の責任処理も疑問です。
報道された側は、事実無根であっても結果として社会的な制裁を受けてしまいますし、一度向けられた疑惑を無実の人が晴らすと言うのは不可能だとされています。

仕事や信頼を無くし社会からも抹殺されかねない状況にさせておいて、報道した側は誤って済むレベルでは無いだろうと考えるのは当然ですし、子供でもわかることです。ゴメンで済むなら警察はいらないわけです。

プライバシーを守る権利は、私生活上の事柄をみだりに公開されないという法的に認められた権利ですが、いつから報道の自由が上回ってしまったのでしょうか。個人の権利は無くなったのでしょうか。


こうした報道で常に思うのが、報道する時はそれこそ鬼の首を取ったかのように大々的に報道するのに、情報が違っていた時の謝罪は報道なる事もなく、紙面の一部に謝罪文や訂正文が小さく掲載されるだけ、なんて事がしばしばあります。

「事実とは違っていた」という事実

この事実も大々的に公表すべきでは無いのですか?
それこそが国民の事実を知る権利じゃないのでしょうか。


前述のように、個人のプライバシーを他人が勝手に広めて良いのならマスコミや記者の個人的なプライバシーをネットで世界発信しても問題無いということです。
というか、フライデーの担当記者やOK出した編集長のプライバシーは【同じように】暴露しても文句は無いはずですよね?当然。あったらおかしいですよね。矛盾ですよね。


記者や編集者も世代交代でどんどん若い世代が増えてると思いますし、その弊害が増えてるのだと思いますが、根本的な本当の根っこにあるべきはずのモラルを見失わないよう、これから先も切に願います。




posted by がーご at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

ノアの厳しい冬

今回はプロレスオンリーな話。

小学校時代から、かれこれ30年以上のプロレスファンなので、メジャー、インディ、海外問わずプロレス団体の崩壊や闘争は散々見てきたが、2012年も後少しという所で、モヤモヤする心境に襲われている。
三沢光晴が旗揚げしたプロレスリング・ノアの崩壊が確実に迫っているからだ。

昨日12月19日、秋山 準、潮崎 豪、鈴木 鼓太郎、金丸 義信、青木 篤志の5選手の電撃退団が、ついにノアから正式に発表された。

事前の噂の段階では、小橋 建太の引退発表前の解雇報道に対して、秋山 他が会社に愛想を尽かして他団体に移籍するからだと思われていたが、正式発表の田上社長のコメントからはどうもそうでは無く、各個人の事情によるもののようだ。

まぁ、賃金の未払いだったり、会社への不信も当然あっただろう事は置いといて、単なる裏切りじゃ無かった事はファンとして救いだ。

思いを語る前に、公式サイトにある会見の様子を全文転載しておく。
(コメントは田上 明 社長)
秋山、金丸、鈴木、潮崎、青木、この5選手が今年いっぱいを持ちまして、来年からは契約をしないということになりました。

―改めて経緯を
「前も話した通り、各々の者が今年の契約で最後にさせてくれと、言ってきたのが最初ですね。」

―そこで慰留を?
「慰留というか、何でだ?とか色々と理由を聞いて。」

―話せる範囲で辞める方々の主張というのは?
「各々違いますので、一概に言うのも。一人一人みんな違いますし。」

―最終的な結論が出たのはいつ頃?
「詳しくは控えますが、今日よりちょっと前ですね。」

―ノア側としてはあくまで残って欲しいと?
「残って欲しいという交渉というより、うちとしては来年もまた契約しようと思っていましたから。」

―例えば秋山さんであればどの辺が折り合わなかった点ですか?
「秋山ですか?秋山はまず最初に、休みたい、もう体が休まないと限界に来ている。と言うようなことを言って。もし契約をしてから休むと会社に迷惑がかかる、と。だからちょっと休んでからまた復帰したいとは言っていましたね。フリーとして。」

―今後、ノアへの参戦をオファーすることは?
「それは秋山とも言っていたけれど、もしお誘いがあればいつでも参上しますと秋山も言っていましたし。 うちも必要だったらいつでも呼びますし。」

―それは潮崎さんとか、鈴木鼓太郎さんも同じ?
「一緒と言うか、みんな理由が違うから一緒とは言えないですね。」

―今後フリーとして参戦をする可能性があるのは秋山さん以外にありますか?
「それは先の事は分からないですけど、うちのマッチマーカーが欲しいと、使いたいと言ったらオファーはするでしょうね。それでどうなるか、と言うのは分からないです。」

―ノアとしては5選手全員に門戸を開く?
「みんな円満退社ですから。円満にお互いの理由があってやめていったのだから、お前は来るな、とかそういうことは言いません。」

―秋山さんは休みたいということだったのですが、若い潮崎さんはどのような理由で?
「潮崎は、ノアにいたら他の色んなやりたいやつとできないので、外に行ってやりたいやつとやりたい事をしてみたい、と、そういうことを言っていましたね。」

―他団体で戦いたいということ?
「他団体かどうか分かりませんが、自分の考えはあるんじゃないですか?どこの団体とか、そういうことは言わなかったから知らないですけど。」

―秋山選手が三冠をかけて戦ったように、潮崎選手がどんな戦いをしたいか、という希望を取り入れての慰留は?
「その都度、その都度、毎回毎回ではうちの会社も困ることもありますし。」

―鈴木鼓太郎選手は?
「鈴木も潮崎と同じような考えじゃないですか。外でやりたい、色んな選手とやりたい、と。会社に残っていたらそれが狭まると、そんな感じの事を言っていましたね。」

―金丸選手は?
「インストラクターの免許も取っているので、そっちの仕事もしてみたい、と。2年位考えていたらしいですよ。で、今回、踏ん切りがついた、と。」

―潮崎さんや鈴木鼓太郎さんとは少し違う?
「ちょっと違いますね。違う人生を歩んでみたい、と、そういう理由を聞きましたけど。」

―青木選手は鈴木選手と一緒?
「青木は鼓太郎と同じことも言っていましたし、青木の場合はケガもあって会社に迷惑をかけるから、とも言っていました。」

―ノアとしては所属選手もかなり減りますが?
「痛いですね。辞める人はしょうがないことですしね、契約を無理にさせるわけにはいかんし、そしたら今残っている、良いのが残っていますから、まだ。NO MERCY、あとBRAVE。質を上げていったらどうかな、色んなことをしたらどうかな、と。数としてはフリーの人を使って。」

―選手の補てんは考えている?
「専属選手として?考えていますよ。やっぱり若い人材を育てていきたいね。」

―国籍問わず?
「そうですね。国籍のスポーツじゃないんで。」

―例えば来年2月に南米ツアーがありますが?
「良い選手がいれば。」

―田上さんご自身がリングに上がる機会が増えることは?

「それは無いんじゃないですかね(笑)。無いと思います。俺のことは良いだろ(笑)。」

―田上さんが上がられると昔から見ている方はやはり喜ばれるのでは?
「50超えるときついのよ。」

―田上さん個人としては秋山選手と20年一緒の団体で活躍されてきましたが、個人的秋山さんへの思いというのは?
「長い付き合いですからね。長い付き合いですけど、子供じゃないんだから、彼にも守っていくものはあるだろうし、自分から契約はしない、という意思で、無理やり引き止めるということはしなかったですけど、話を聞いて、なぜやめるんだ、と。考えは変わらないのかと、それで良いのかと、そういう話はしましたね。」

―秋山さんとは何回くらい話されましたか?
「細かいな(笑)。秋山と青木と3回。後は2回。」

―金丸選手は引退?
「それは彼に聞いてもらえますか、俺が発表することではないし。」

―小橋さんに関しては?
「小橋は小橋は自分で言いますから。引退の事も自分で言ったし、他の事もたぶん自分で言うでしょ。ファンを大事にする人だから。俺が小橋のことをあれこれ言うのは昔、一緒にやってきたから、ちょっと心がひけるから。」

―小橋さんの引退試合はノアで開催?
「そんな話は今、進行中ですよ。」

―全日本さんの名前も挙がっているが、引退興行はやはりノアで?
「そうですね。それが一番良いと思いますよ。僕の考えでも。それでそういう話をしていますから、小橋と。」

以上。

秋山は、一応は自身の体調回復と会社の事を思っての事。
金丸は、多分レスラーとしてのモチベーションの低下?により、多分転職するのか。川田が三沢の死によってプロレスへの情熱が冷めたから、事実上の引退状態なのと同じか。
この二人はまぁ仕方ないかなとも思うが、問題なのが後の3人。

潮崎・鼓太郎・青木の3人は単純に他団体への興味なのね。
潮崎が新日本or海外、鼓太郎が全日本、青木は全日本orZERO-ONEかな?
いずれにしても、頭にくるのはノア旗揚げからやってきた潮崎・鼓太郎で、特に鼓太郎にはこの20年の出来事で一番ガッカリした。

三沢光晴に憧れて入団し、ノアでデビューした生え抜き第一号選手で、三沢の付き人もしながら公私共に可愛がって貰ったのに、まさかの裏切り行為だよ。
鼓太郎はデビュー前から注目していて応援して来た選手なだけでなく、飛び抜けたタレント要素では無いものの、センスとか才能とかは本当に買っていて、年下ながら友達になりたいと思わせる一人だった。
また、将来、三沢のプロレスを継げる唯一のレスラーだと思っていた。

それが、他のレスラーとやりたいからって、どこのどのレスラーでも思うような理由で生まれ育った場所を捨てるのか。
鈴木 鼓太郎の名前は三沢がくれた名前なんだから、鼓太郎には最後の一人になってでもノアを守って欲しかった。

話を戻すが、2013年のノアはどこまで持ち堪えるだろうか。
それとも、このまま船は沈んでしまうんだろうか。

新日本から後藤と金本、全日本から稔とKAI、ZERO-ONEから崔あたりが移籍して来ないだろうか・・・
posted by がーご at 02:17 | Comment(1) | TrackBack(0) | 芸能・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

「とんねるずのみなさんのおかげでした」ピンチ!?

テレビの人気バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の収録中に事故が発生した模様です。
フジテレビによると、事故が起きたのは2日の夕方。
新潟県南魚沼市のスキー場でのレースゲームの収録中に、お笑いコンビ「ずん」のやすこと本名・藍木靖英さん(42)が腰の骨を数カ所折るケガで病院に運ばれました。

収録していたゲームは、ゲレンデをゴムボートに乗って滑り降りてタイムを競うもので、事故はゴール直後に勢いを止めるための壁を飛び越え、その先の小屋に体ごと突っ込んでしまったそうだ。
今後、都内の病院で治療をうけると言う事だが、この日の収録場面は放送しないとの事。

笑うに笑えない事故だけに、番組の今後に影響が無ければいいが・・

posted by がーご at 06:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

『キングオブコント2011』決勝進出8組が決定

オリコン 8月26日(金)17時36分配信

 今回で4年目となる『キングオブコント2011』の決勝進出者が26日、東京・赤坂BLITZで発表され、それぞれが決戦に向けて早くも火花を散らした。ファイナリストとして“コント日本一”の座を争う8組には、ラブレターズ、インパルス、鬼ヶ島、TKO、トップリード、2700、モンスターエンジン、ロバートが名を連ねた。

 これまでバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディが“キング”の称号を手にしている同大会は、プロ・アマ不問、芸歴制限なしで「とにかくおもしろいコント芸」を決定。今回も優勝賞金1000万円獲得をかけて激しいバトルが展開される。

 ルールは昨年同様、それぞれの2つのネタの合計点を競い合い、審査はセミファイナリスト50組100名による無記名採点方式。決勝の模様は9月23日にTBS系で午後7時より3時間にわたり生放送される。司会は前回同様にダウンタウン が務める。
posted by がーご at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする