南の方での豪雨による被害のニュースが連日目にしますが、こちら北の方では外を歩いていると夏間近と感じる暑さが続いております。
さて、早くも7月半ばとなってしまいましたが、今から27年前の1983年7月15日は何の日だったか覚えてる人は少ないかも知れません。実はあるモノにとって誕生日とも言える記念すべき日なんです。
そう、今日の日本のゲーム文化を築いた元祖とも言うべき、あの「ファミリーコンピュータ(任天堂)」の発売日なのでした。
もう27年も経ったんだねぇ。
当時10代だったゲーム少年も、今では中年ど真ん中となってしまいました。
自分はファミコン登場以前から、パソコンやゲームセンターで遊ぶ少年だったんですが、ファミコンの登場はそんなゲーム少年の心をギュっとつかんだモノでした。ファミコン以前のゲームも当然楽しいものでしたが、ファミコンには敵いません。何せ、お金を払って遊んでいたゲームセンターのゲームが、当時としてはほとんど同じ状態で好き放題遊べちゃうんですから、もうワクワク以外の何ものでもありません。
またたく間に全国的なブームとなったのは言うまでも無く、ファミコンが無ければ今のゲーム文化も無かったと言えるくらい、その存在は大きいものなのです。
ちなみに、ファミコンの発売日に同時発売されたソフトは、
・ドンキーコング(任天堂)


・ドンキーコングJr(任天堂)


・ポパイ(任天堂)


この3タイトルでしたが、当時小学生ながら喫茶店でドンキーコングJrのハイスコア特典で、コーヒーをタダ飲みしすぎて出入り禁止になった自分としては、涙溢れる想いでした。
次期ラインナップが続々と発表されていたので、発売日にポパイは買いませんでしたが、結局安くなった頃に買ってました。
懐かしさは当然ありますが、この当時のゲームは今遊んでも面白く良く出来ていて、昨今の複雑なシステムにゴテゴテの演出なゲームよりも、シンプルで気軽に楽しめるものがほとんどです。当然、それまでに無いゲームのスタイルとブームだったので、新しく斬新なゲームも続々発売されて行き、今あるゲームのジャンルやシステムの基礎となった作品も数多く誕生しました。
正にこの1983年を境に、日本のゲーム産業はバブルの如く発展して行くのであります。