スパイ映画やSF映画、海外のアクションドラマなどで、作戦会議の場面でよく出てくるアイテムの中に、テーブルの面全体がモニターになっていてタッチ操作で様々な情報画面を操作できるようなコンピューターがあります。
正にこんな使い方が出来るパソコンがLenovoから発売されるようです。

テーブル型パソコンの誕生は古く、ブラウン管モニターだった時代からありましたが、タッチ操作可能なWindows8と薄型タッチパネル液晶モニターによって、よりスタイリッシュで近未来的な使い方が可能になったと言えます。
まぁ、簡単に言えばスマホやタブレットが大型化したようなものですが・・・
通常は背面のスタンドを開く事によって立たせる事ができるため、キーボードやマウスを繋いで普通のパソコンのように使うことができ、モニター一体型のWindows8搭載のタッチパソコンですから、持ち運んだり床に置いたりして場所を選ばず使用できます。
同等の商品としては、2012年12月にソニーから発売された新型VAIOもテーブル型の利用を考えたパソコンでしたが、サイズが20型ワイドでテーブルと呼ぶには小さいものでした。
今回Lenovoから登場した「IdeaCentre Horizon Table PC」は、モニターサイズが一回り大きい27型となり、おおよそのサイズは35cmx60cmほどで、まだまだ小さいですがようやくテーブルと呼べるサイズになりました。
高性能グラフィックス搭載で、10本指でのマルチタッチ機能にも対応しているので、ゲームなどでも複数人で同時に遊べます。
また、購入後すぐに楽しめるマルチユーザー対応のアプリがインストールされている上、アプリストア「Lenovo App Shop」から5000以上ものマルチユーザー向けエンターテインメントアプリも提供されます。
液晶はバックライト式の27インチ型フルHD画面を搭載し、上位モデルはIntelの「Core i7」プロセッサ、「Windows 8 Pro」、1テラバイトのHDD、8GバイトのDDR3メモリを搭載しています。
2013年初夏よりスタート価格1699ドルで提供される予定。また、更に大きな39インチモデル[コードネーム:Gamma]も発表され、2013年は本格的なテーブルパソコンの時代が訪れそうです。
