2012年04月26日

銃社会の悲劇

プレステ買ってもらえず、4歳男児が父親を射殺=サウジ

サウジアラビアで4歳の男児がゲーム機「プレイステーション」を買ってもらえなかったことに腹を立て、父親を拳銃で撃って殺害する事件があった。地元メディアがこのほど報じた。

 サウジ南部の警察当局者の話としてアッシャルク紙が伝えたところによると、4歳7カ月のこの男児は父親にプレイステーションを買ってくれるようせがんだが、父親が手ぶらで帰ってきたため犯行に及んだ。

 男児は父親が服を脱いだ際に置いたけん銃をつかみ、至近距離から父親の頭に向けて発砲したという。
(情報元:時事ドットコム)
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日本は合法的な銃社会では無いので、子供が銃に触れる機会は無いに等しいですが、アメリカを筆頭に一般家庭でも銃が当たり前な国ならではの事件だと思います。
こうした事件が起きると、日本ではやれゲームの影響だとかテレビの影響だと言われますが、インターネット時代も含めて確かにそれらの影響もあるでしょう。

「銃の引き金を引いて殺す」

その描写は、復讐の憎しみであったり、悪を滅ぼす正義であったり様々ですが、本質はどれも同じで「銃を撃てば殺せる」というものです。
当然日本でもほぼ全ての子供がテレビとゲームを通じてこうした描画を目にしていますが、銃社会ではないため架空や空想のような現実では無いモノとして線引きがしやすく、まず触れるとしても銃型玩具にとどまるでしょう。

当然、そのまま知識や感情のまま大人になり本物の銃で事件を起こす人も居るので問題はありますが、それでも銃社会に比べると明らかに少ない事例であるのもわかります。

一方、日本の子供と同じようにテレビやゲームで目にする銃が、ごくごく普通に手にできるような銃社会では、それらは全て現実と直結します。
憎かったら銃を撃てば殺せるんです。
銃そのものは虚構でも空想でもなく、家の引き出しに入っててもおかしくないのが銃社会です。

こうした銃社会については、社会そのものが間違ってるとつくづく感じます。
銃が手元にある以上、ゲームにしろテレビドラマにしろ映画にしろ、銃を使った憎しみの復讐や正義の鉄槌などの描写は見せるべきでは無く、銃は危険なモノ、銃は不幸なモノとだけ教えるべきです。
ヒーローものや刑事ドラマでは、かっこ良く銃を構えて悪を蹴散らすなど銃が美化されていますが、そうした描写は虚構だからまだ成り立つのであって、銃社会の子供に美化された銃を見せる事こそ犯罪であると思います。



posted by がーご at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 事件・事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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