今週、何も書いてなかった事に今気づきました。
頭の中では2つ3つ書いてた気がするんですが・・・妄想だったようで・・・
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2ちゃんねる元管理人宅も家宅捜索 違法書き込み放置で
(朝日新聞)
インターネット掲示板「2ちゃんねる」上の覚醒剤の購入をあおる書き込みを放置したとして、サーバー管理者宅などが麻薬特例法違反(あおり、唆し)幇助(ほうじょ)容疑で家宅捜索された事件で、警視庁が同掲示板の元管理人の自宅を家宅捜索したことが9日、捜査関係者への取材でわかった。
元管理人は1999年に2ちゃんねるを創設し、2009年1月にブログ上で譲渡したことを明らかにしているが、同庁は、元管理人が2ちゃんねるの現在の管理態勢についても把握している可能性があるとみている。
捜査関係者によると、同庁が昨年11月〜今年3月、東京都内や北海道の2ちゃんねるの関係会社など約10カ所を捜索した際、都内の元管理人宅も家宅捜索していたという。
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「2ちゃんねる」は日本の大規模な掲示板として有名ですが、日本のみならず世界的に見ても特殊な特殊と言うか、良くも悪くもここまで社会に影響を及ぼすコミュニティサイトも珍しいです。日本を狙ったサイバーテロが起きた場合も必ず標的とされます。
今回、その2ちゃんねるの管理人らが家宅捜査を受けましたが、これって意味あるのかなぁと思います。
2ちゃんねるは「不特定多数の誰もが自由に匿名で書き込みできる掲示板」で、一応マナーやガイドラインは存在しますが、書き込みの内容は個人のモラルに寄るところが大きいです。
以前から誹謗中傷や犯罪予告などの悪質な書き込みはありますし、単なるイタズラ目的だとしても警察に逮捕されるという書き込みまで存在します。これは、「それだけ視聴者が多く、実社会に影響がある」と見られていると言えます。
また、2ちゃんねるの書きこみ件数は、1日に数百万件以上とも言われ、中身のない文言や有益なニュースなど多岐に渡ります。
今回、元管理人らが家宅捜査を受けましたが、個別の内容なんか一々把握しているわけがありませんし、実際に社会問題になったからと言ってそれは書き込みした本人の責任でしょう。
依頼により記事の削除もできますし、事件の捜査協力はできるでしょうが、今回は麻薬特例法違反幇助容疑という事で、「そういう場を提供しているのも罪」と言う捉え方は非常に無理があり、犯罪者が住む町の住民や役人に責任を求めてるようなものであると思います。
まぁ、何年も前から2ちゃんねる=悪と言う図式が警察の中にはあるので、何かしら理由を付けてでも閉鎖に追い込みたいのでしょうが、仮に2ちゃんねるが閉鎖となっても同じようなサイトは必ず乱立してくるでしょう。
つまりは、取り締まるべきは「そこじゃない」という事です。
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