捜査令状は9ヶ国に及び、20を越える数が発行され、5000万ドル(約38億6000万円)が差し押さえられたようです。
公開された情報により、MEGAUPLOADの実態が明らかになってきてますが、驚いたのは従業員は30人ほどに対し、売上は日本円にして135億円以上を稼いでいたようで、如何にボロ儲けだったかがわかります。
MEGAUPLOADはとにかく違法ファイルが豊富で、映画やCDはもちろんWiiやDS、PS3などのゲームソフトからWindows用ソフトまであらゆるファイルがアップされていて、誰でも簡単に手に入れる事が可能でした。
欲しいファイルがあったら、「ファイル名 megaupload で検索しろ!」と言われるほどで、当然これらの多くは著作権侵害の違法なファイルですが、利用者は世界中におよび、何億人いたのかわかりませんが、有料会員だけでも85億円以上支払っていたようです。
今回の捜査では、被害総額は約385億円を上回ります。
現在、アメリカ議会で審議されているオンラインでの海賊行為を禁止する「SOPA法案」が物議を呼んでますが、今回のMEGAUPLOADの捜査により、他のオンラインストレージサービスにも何らかの影響があると見られていて、今後の動向に注目が集まっています。
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