2011年10月19日

ネットバンキング不正引き出し2.8億円

 インターネットバンキングに不正アクセスが相次ぎ、顧客の現金が勝手に引き出されている問題で、被害総額が警察庁の調べで、今年4月からこれまでに全国でおよそ2億8000万円にのぼっていることがJNNの取材でわかりました。ネットバンキングを狙った不正送金の被害額が明らかになるのはこれが初めてです。

 警察庁によりますと、ネットバンキングから不正に金が引き出される被害は急増していて、4月からこれまで、全国30の都道府県およそ50の金融機関で総額2億8000万円が引き出されているということです。その手口の多くは、銀行などを装ったメールを送りつけ、暗証番号などの個人情報を盗み出す「フィッシング」と呼ばれるものです。

 警察庁は「フィッシング」などサイバー空間における被害が後を絶たないことなどから、18日、全国のサイバー犯罪を担当する幹部を集め、全国サイバー犯罪統括官会議を開きました。この中で、片桐裕長官は「事業者や関係省庁とも連携し、官民挙げて対策に乗り出してほしい」などと指示。警察庁はフィッシング対策を中心とした不正アクセス禁止法の改正を行う方針です。(TBS NEWS 18日11:12)

インターネットを使用していて「ウイルス」や「デマ」や「詐欺」に対して過剰に反応するのは、巨大な情報網の利便性を損なうので程々にと思いますが、こうした被害に合う人の多くが「基本中の基本」を知らない人=初心者だったりします。

何事にも初心者は付き物ですが、初心者=無知ではありません。

初めて使うモノ、初めて出会うモノに対して、何一つ情報が無い無防備な状態が如何に危険かはパソコンに限った話ではありませんし、パソコンは単なる道具の一つです。使い方を知らずに使う道具ほど危険で勿体無いですよね。

「やっちゃイケナイ事」
「注意する事」

この2つは道具でも家電でもオモチャでも旅行でも食べ物でも何にでも言える事ですが、先ず初めに覚えなければなりません。
あらゆるものが簡単に始められ、初心者に優しい世の中になりましたが、この「最低限覚えなきゃいけない事」は一番初めに知っておきましょう。
そういうのが面倒くさくて事故が起きたとしても無知な自分を責めるしかありませんので。。



posted by がーご at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 事件・事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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