見たことが無い人もいるかも知れませんが、地デジ対応テレビやチューナーはもちろん、地デジ対応の録画機やパソコンにも必ず装着されている青色または赤色のカードで、これが無いと番組を受信できません。
地デジやBS、スカパーなどのデジタル放送では、有料放送での料金支払状況や加入状況の有無が必要で、有料放送にチャンネルを合わせた時の映る・映らないは、それらの情報を記憶しているB-CASカードから読み取っています。
放送事業者にとっては各個人の加入情報が記録されたとても重要なカードで、複雑な暗号化処理によって情報の書き換えは不可能と言われていました。
このB-CASカードの解析とハッキングが昨日成功し、僅か数千円の機器を用意するだけで簡単にカード情報の書き換えが出来てしまう事が個人のブログで公開されました。
カードを書き換える事が可能になったと言うことは、早い話が「有料を含む全てのチャンネルがタダで見られる」事を意味しますので、放送業界はもちろん、国にとってもかなり深刻な事態となったのは間違いありません。
ブログには書き換え用のツールや手順も全て公開されているため、実際に書き換えを行った人の数は計り知れず、amazonなどの通販サイトでは書き換えに必要な装置が軒並み品切れとなっています。
デジタル放送開始以前から、このB-CASシステムには批判の声が多かった事も考えると、今後廃止に向かうのか、日本国中に1億5千万枚も散らばるカード全てを新しい方式に切り替えるのか、動向から目が離せません。
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